レッスンレポート

レッスンの冒頭で行う「はなしてみよう」で毎回表現が進化

今日も張り切って日本語の授業をしてきました。

最近、前半の1コマ目の冒頭で「はなしてみよう」というコーナーを設けています。スライドにある項目について、ひとりずつ全員に話してもらうのです。

すでに4回目になりましたが、結構手応えを感じてきています。

今日の天気などは誰がいっても同じなのですが、同じでもいいんです。口慣らしですらすら出てくるようになればいいので、先に誰かが言ったことでも繰り返していい。

ただ、今回から未来のことをいう機会も作るため、天気予報も加えました。今日は一人、気温について言える人がいて「今日は33℃」と教えてくれました。今後「今日は暑くなりそうです」などの表現もプラスできるようになったらいいなと思っています。

気分や体調はこれまで全部「だいじょうぶです」だったのを、前回ちょっと訂正したところ「いいです」「元気です」に変わりました。ただ、よくないことは基本的にないのと、寝起きでそれ以上の表現が望めそうもないので、今後変化球を加える予定です。

おおっ!と感動したのは、今日の予定。それまでは「日本語を勉強します。そしてご飯を作ります」的な表現もよくでていたんです。これも前回訂正をいれた箇所だったんですが、今回から全員がそれぞれ「日本語を勉強してから」「日本語の勉強が終わったら」「日本語の勉強のあとで」という表現を使ってきました。すばらしい〜!

どんな仕事をしたかは新しく用意した質問です。前までは楽しかった出来事などを聞いてたんですが、いつも「ないです」(笑) だったら仕事の報告ができるようにしようというわけで、どので誰とどんな仕事をしたのか、どうだったのかを言ってもらうようにしてみました。

すると、以外と「誰とどこで何をした」と意外とスムーズにつなげて言えないことが判明!

「**の現場で、足場の解体をしました(足場のバラしをしました)」

「**の現場で、足場のせり上げをしました」

などは定型文になりそうなこともわかってきたので、ここに肉付けできたらいいかもしれません。

新しく覚えた日本語に関しては、前回のレッスンで勉強した体の部位名が気に入ってくれたらしく、それに触れた学習者さんもいました(よかった!)

みんな、ヒジとヒザは完璧です(笑)

一人ずつ言わんとすることをこちらで訂正しながら、最後に正しい文を繰り返して言ってもらうという流れにしてます。

全員やると20分〜25分くらいかかるのですが、貴重なアウトプットタイムだなと思っています。

足場用語をまとめたくなってきました。

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